我々はマスク生活

【我々はマスク生活】

我々はすっかりマスク生活が普通になり日常化してきました。

それなら『呼吸』のことを理解しておくとマスク生活の捉え方も変わります。

呼吸は口呼吸と鼻呼吸がありますが、
100年以上前に書かれたヨガの本では、口呼吸をやめて鼻呼吸をしなさいと説かれています。
今これを読んでる人で鼻呼吸がしづらいと感じている人は少なくないと思います。

鼻呼吸をすることがいかに大事なのか理解を深めることが大切です。

◆鼻呼吸の役割

・鼻呼吸は口呼吸に比べ、呼吸の抵抗が50%大きくなる。
そのため呼吸量が減るので（二酸化炭素の排出が減少する、二酸化炭素は血管を広げてくれる）、体内に取り込める酸素の量が20パーセント増える。

・鼻呼吸をすると、吸い込む空気が温まり、湿度が上がる（外で摂氏6℃だった空気は、鼻孔を通過すると、喉の奥に達するまでに30℃に上昇する。そして最終地点の肺に達する頃には、体温と同じ36℃になっている）マインドフルネス瞑想時にはここを観察していくこともある。

・鼻呼吸をすると、吸い込んだ空気から大量の細菌やバクテリアが除去される

・運動時に鼻呼吸をすると、有酸素運動と同じ効果が得られる。

◆口呼吸の課題

・口呼吸の子供は猫背になりやすく、器官が弱くなる　猫背になるような姿勢はやめたい（体育座りなど）

・脱水症状になりやすい（睡眠時に口呼吸をしていると、起床時に口の中が乾いている）

・口の中が乾いていると、口の中が酸性になりやすくなり、そのため菌や歯茎の病気になりやすくなる

・口呼吸をすると口内のバクテリアの種類が変わるので、口臭の原因になる

・口呼吸はいびきや睡眠障害の原因になる

・口呼吸は免疫器官、感染経路になる口をパカんとオープンにすることは無防備（鼻は鼻毛が守ってくれる）

マスク生活を過ごすのであれば、口呼吸をやめ、鼻呼吸を学び、身体の呼吸法を習得することをおススメします。
マスクで呼吸が浅くなればメンタルバランスも崩れる。
自分の身体と心をリセットさせる習慣をつけていく。
これがこのウィルス戦争から勝つ基本になる

これは小さな子供から指導していくべきことであり、nhclの運動療法レッスンでは基本としています📝

子供にはマスクで口も鼻も覆うのではなく、その場その場のタイミングでゆとりを与えてほしいと願います。

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